ワンちゃんの様子がいつもと違うと心配になりますよね。
毎日、一緒に生活している飼い主さんだからこそ、ちょっとした変化でも見逃さないようにしたいですね。
異常をみつけたら、もちろんすぐに病院に連れて行って診てもらうのがベストですが、その際の注意点などをご紹介したいと思います。
よくある症状とその対処法について、参考にしてみて下さいね。
・歩き方がおかしい
お散歩や普段の生活の中で、足を引きずっているような時は何か異常があると考えられます。
階段等の高いところから飛び降りた際に骨折をしている、遺伝などが原因の脱臼かもしれません。
また、焼けたアスファルトによる火傷も考えられます。
このように足に異常がみられる場合は、出来るだけケージなどの狭いスペースで生活させ、歩かせないようにしましょう。
・吐き気を催している
つい、お水を与えたくなってしまう飼い主さんも多いと思いますが、かえって酷くなることもありますので、何も与えず様子を見るようにしましょう。
おもちゃなどの異物を食べてしまった場合などは、様子をみるよりも一刻も早く受診してください。
受診の際には、吐いた物の状態（量・色・形状など）を詳しく伝えるようにしましょう。
・下痢をしている
吐き気と同様に、何も与えずに半日くらい様子を見て、改善がみられない時は受診しましょう。
受診の際に便の形状をくわしく説明するか、出来ればビニール袋等に入れて持参すると診断の助けになります。
・頭を振ったり耳を痒がる
後ろ足で耳を掻いていたり、やたらと頭をプルプル振っている時は耳に異常があるのかもしれません。
耳ダニやアレルギーの可能性がありますので、耳掃除はしないでそのまま受診してください。
・しこりのような物が出来ている
良性のものか、悪性のものか、判断はできませんので、必ず受診して検査を行うようにしてください。急に大きくなったりすることもありますので、早目の受診をオススメします。
・口臭がする
犬は虫歯になりにくい動物ですが、歯垢や歯石が酷くなると歯肉炎→歯槽膿漏になってしまいます。
放っておくと、深刻な症状が出てくることもありますので、歯磨きなどお口のケアはきちんと行うようにしましょう。
