ミニチュア・シュナウザーの特徴
ミニチュア・シュナウザーは、ふさふさの大きな口ひげと眉毛、くぼんだ目がなんともいえない愛らしい表情の小型犬です。
体重が4~7kgでシュナウザーの中では一番小型なものがミニチュア・シュナウザーとなります。
ドイツ原産で日本には昭和30年代に渡って以来、家庭犬として人気の犬種です。
<スクエアタイプの頑丈な体>
体高、体長共には30cm程度のスクエアタイプの体系で筋肉が良く発達しており、骨太で頑丈な犬種です。
尾っぽは通常短く切り落とされていて、耳は従来垂れ下がっていますが一部を切り取って垂直に立てた場合もあります。
がっしりとした体形からはあまり想像がつきませんが、元々はネズミを捕るために作られた犬種なので動きが素早いです。
このように丈夫な体と素早い身のこなしで、子供と少々乱暴に遊んでも骨折など怪我をすることは少ないでしょう。
<二層構造の被毛>
被毛は二層構造で、密集した下毛と硬い針金のような上毛となります。
ズボンをはいたような足の毛も特徴の一つですね。
抜け毛や体臭は少ないです。
ミニチュア・シュナウザーの性格
元気いっぱいで遊ぶことが大好き、好奇心が強く、警戒心がありながらも勇敢で愛情深いと大人気のミニチュア・シュナウザー。
リードを外し自由にしてやると、ずっと走り回っているくらい元気です。
<マナーが良く賢い>
ミニチュア・シュナウザーはマナーの良い犬種とも言われており、飼い主と交流する能力も高いので教えたことはすぐに覚えます。
周囲の雰囲気を見て考えて行動することもできるので、ドッグショーで活躍することが多いようです。
支配欲や攻撃性も強くなく他の動物ともうまく付き合うことができます。
小さい子供との相性も良く、しつけをしっかりしておけばトラブルもなく一緒に過ごす事ができます。
<活発で陽気>
遊ぶことが大好きで好奇心旺盛、人懐っこく甘えん坊でさみしがり屋です。
常にだれかにかまって欲しい性格なので、スキンシップをたくさんとってあげましょう。
ただ、少々頑固な部分もあるので、しつけには根気が必要な場合もあります。
ミニチュア・シュナウザーを飼うときの大切なこと
<被毛の手入れ>
被毛が硬いので毛玉にならないよう定期的な手入れが必要です。。
脇の下、内股のあたりは毛玉になりやすいので、特に丁寧なブラッシングが必要です。
頻度は、週に1~2回のコーミング、2~3カ月に一度のトリミングが理想です。
また、垂れ耳の場合は耳の中が臭くなることもあるので、耳の手入れにも注意しましょう。
<毎日のスキンシップ>
人間に対して友好的で愛嬌を多くふりまき、家族、特に子供が大好きで、飼い主たちに喜んでもらおうと必死になります。
そのようなミニチュア・シュナイダーと過ごすにはスキンシップがとても大切です。
スキンシップ不足は、ストレスに繋がりますので、毎日短い時間でも一緒に遊ぶ時間を作ってあげましょう。