ワンちゃんと一緒に生活していると、様々な行動にどんな意味が込められているのか、気になりませんか？
人間と違って言葉を話すことの出来ない動物は、鳴き声や行動で気持ちを表しますから、飼い主としてはそれを理解して応えてあげたいですよね。
犬の行動として、有名なのは「嬉しい時には、尻尾を振って喜ぶ」というもの。
「尻尾を振る」以外にも、よくある犬の行動として「舐める」というのが挙げられます。
この「舐める」という行動も、「尻尾を振る」というのと同様に、「嬉しさ」や「愛情」といったプラスの感情を表現しているような気がしますよね。
「舐める」と言っても、「顔を舐める」、「手を舐める」、「床や壁などを舐める」などいろいろあります。
このような「舐める」という行動の裏側には、愛犬のどんな気持ちが隠されているのでしょうか？
まず、飼い主や家族などの顔を舐める時は・・・？
どんな時に愛犬に顔を舐められますか？
「お留守番をさせていて再会した時」、「久しぶりに会った家族に対して」などが多く挙げられるのではないでしょうか？
これは、「嬉しい」という感情の表れと思って良いと思います。
留守番の不安やストレスから解放された嬉しさ、保護者である飼い主に会えた嬉しさや甘えたい気持ちを表現しています。
「大好き！甘えたい！嬉しい！」そんな感情がたっぷり詰まった行動だと考えて良いでしょう。
顔ではなく、手をぺロペロと舐めてくることもありませんか？
これは、飼い主さんがおやつやご飯を手であげているからかもしれません。
また、叱られた後などにもこういった行動を見せることがあります。
「反省してるから許してね」、「あなたとわたしは敵ではないですよ。信頼していますよ」という気持ちからの行動ではないかと考えられます。
床などを舐めている場合は、食べ物などをこぼして、その匂いが残っていることも考えられますし、なんらかのストレスのサインかもしれません。
自分の体をしきりに舐めている時は、怪我や病気の症状という可能性も考えられるので、気をつけてみてあげてください。
