[ボストンテリア]の特徴
とんがった立った耳と短い尻尾、短い鼻を持った小型の犬で、別名をボストン・ブルと呼ばれています。
毛色は黒と白である場合が多いようです。
赤毛や茶毛をふくまれる場合もあります。
なんのジンクスかはわからないが、白毛の部分が目に接しているのはよろしくないようです。
逆に後ろ足の飛節から下、口吻と目と目の間が白いことはよろしいらしいのですが。
全くもって不可解であるが、そういうものらしいです。
比較的小柄な割に角ばったがっちりとした体型をしています。
その見た目からは頑丈さ、活発さがよく見れて取れます。
ブルドックの性質をいくつも持ち合わせていますが、ブルドックより小型ですっきりとした体型をしています。
ペットしてはブルドックよりも飼いやすいかもしれませんね。
38~48cmで体重は5~11kg前後に落ち着くようです。
ブル・アンド・テリアとブルドックの両方の血を引いています。
19世紀後半にボストンで作り出されたのでボストン・テリアと名付けられたようです。
知能は高いほうで、性格と毛色から「アメリカ犬界の紳士」「タキシードを着た紳士」「小さなアメリカ紳士」と呼ばれているようです。
米国マサチューセッツ州の州の犬に制定されています。
ボストン大学のマスコット(レット・ザ・ボストン・テリア)になっていて、同大学のスポーツチームはテリアズと呼ばれています。
[ボストンテリア]のメリット
非常に人気の高い犬で番犬としても優秀です。
飼い主の気分や意志に敏感に反応します。
非常に繊細な犬であると言えるでしょう。
室内では大変行儀のよい犬です。
でも、ヤンチャな面も持ち合わせています。
特にボール遊びが大好きな個体が多いようです。
若干程度、頑固な面を持ち合わせているようですが、知的で学習能力も兼ね備えています。
ですから、知らない人にはあまり懐くようなことがありません。
また、時として他の犬に攻撃的に出る場合もあるようです。
被毛は時々ブラッシングをしてあげるだけで十分です。
日本ではブサカワ犬として徐々にではありますが浸透してきているようです。
[ボストンテリア]の注意点
活発な犬種だけに毎日の運動は欠かせません。
ですが、軽めの散歩くらいで十分です。
室外の飼育にあまり向いていないようです。
ブルドックの血を引いているのか、比較的暑さに弱いです。
また、比較的ゼーゼーと息をしたりイビキをかいたりもします。
これもブルドックっぽいですね。
出産は帝王切開で行われるケースが圧倒的に多いです。
ボストンテリアは短頭種です。
比較的、目に怪我を負うことが多いのです。
涙が多かったり、目ヤニが出たりする場合はすぐに獣医師に相談するのがベストでしょう。
また、白内障にも気を使ってあげましょう。白内障は遺伝性の疾患です。
できるだけ長生きをしてほしいのならば、6歳ごろから年に一度は定期検診を受けさせましょう。
このころから腫瘍のリスクがグンと高まってきます。
初期のうちならば手の打ちようがあるからです。