パグの特徴
パグといえば、なんといってもあの”何か悩んでいるような顔”が一番のチャームポイントでしょう。
16世紀にヨーロッパに伝わり、その後は貴族の間でアクセサリー犬として大流行しました。
現在では世界的に違いが分かるセンスあるセレブのペットとして絶大な人気がある犬種です。
<独特な愛嬌ある顔と丈夫な体>
しわくちゃな顔に、つぶれた鼻、大きな瞳、額に入った大きく深いしわ、すべてがパグの可愛らしさのポイントです。
なんとも言えない愛くるしい顔に皆が心癒されることでしょう。
体つきは正方形に近いスクエアタイプで、尾っぽがくるっと巻いている”巻き尾”であるのが特徴です。
小型犬ですが、骨格はしっかりとしていて、小さいけれどがっしりとした印象があるのではないでしょうか。
力強く快活な足取りで、後ろ足と臀部を軽く回転させるようにして歩きます。
このように体が丈夫なので、病気もあまりありません。
被毛は、比較的細めで滑らかな短毛です。
<いびきと鼻息>
また、これも可愛い特徴の一つ、パグはいびきをかきます。
初めて飼った人は、予想以上に大きいいびきでびっくりすると言われています。
鼻息も荒いのですが、これらも可愛い特徴ですね。
パグの性格
明るく飼い主に従順な性格なので、生活を共にするパートナーとしてぴったりな犬種と言えます。
<エネルギーいっぱいで天真爛漫>
小さな体でがっしりとしたパグ、やはりエネルギッシュで、このエネルギーを発散させるために運動が大好きです。
陽気で大胆で無邪気、そして温和な性格に加え、気まぐれでマイペースな一面もあるといった天真爛漫な性格なので、一緒に過ごすと楽しい日々が送れそうです
飼い主の気を引くために、ちょっとしたいたずらをするなど、本当にお茶目な性格です。
ただ、嫉妬深く頑固な部分もあるので、多頭飼いの場合は事前に対策などを検討しておくことをお勧めします。
<飼い主さん大好き>
飼い主に従順でしつけがしやすいと言われています。
パグにとっては、飼い主と遊ぶこと、飼い主に褒められることがなによりの幸せを感じる時間です。
よって、散歩だけでなく愛情たっぷりに遊んであげることが大切です。
パグを飼うときの大切なこと
小型犬で、被毛が短いので、飼育は比較的しやすいほうではあります。
<被毛の手入れ>
パグの被毛は、短く滑らかなので手入れは難しくなく、普段は運動の後に蒸しタオルで体を拭く程度で問題ありません。
ただ、鼻の上は食べかすなどで汚れがたまりやすいので、丁寧に拭いてあげましょう。
<暑さ寒さに注意して運動>
食欲旺盛のパグは肥満になりやすいので運動は大切です。
健康のためには、1日20分程度の運動を心がけてください。
ただ暑さと寒さに弱いので、部屋の温度と、散歩や運動の時間などには配慮が必要です。